高齢出産 リスク ダウン症

高齢出産はダウン症のリスクが高いって本当?

高齢出産ではダウン症の赤ちゃんの確率が格段に上がります。

 

30歳:1/952
35歳:1/400
40歳;1/106
45歳:1/30

 

35歳を過ぎると卵子が老化し始めることが原因ですが、同じ理由で流産する可能性も高まります。
赤ちゃんがダウン症であるかどうかは、出生前の複数の検査で調べることが可能です。

 

【母体血清マーカーテスト(精度例:86.4%)】
妊婦の血液に含まれる成分の濃度を調べることで、赤ちゃんの染色体に異常があるか確率で出す検査です。
あくまでも確率なので、確率が高くとも間違いなく異常があるとは言い切れません。

 

【絨毛採取(精度例:98.4%)】
超音波検査によって胎盤の場所を確認しつつ、カテーテルを子宮頸部に挿す、または腹壁に針を挿して絨毛を採取し、採取した細胞を育てて染色体の異常を調べる検査です。

 

絨毛…腸の粘膜や胎盤にあるもので、今回は妊婦さんと赤ちゃんを繋ぐ胎盤構造のことを指す。受精卵から子宮内膜へ細かい根を生やすようにして胎盤を作る。

 

【羊水検査(精度例:99.3%)】
採取した妊婦さんの羊水んい含まれている赤ちゃんの細胞から染色体の異常を調べる検査です。

 

羊水…妊娠することで子宮内に卵膜と胎盤による袋状の空間が形成される。卵膜内を満たす水分のことを羊水と言い、これが赤ちゃんを守り、育てる役目をする。

 

 

注意点として、絨毛検査や羊水検査には流産や感染のリスクがあります。初期胎児ドックで問題が無ければ必ずしも受けなくてはいけないものでもありません。

 

今のところダウン症を防ぐ方法はありません。
しかし、妊娠初期に起こる赤ちゃんの細胞分裂に欠かせない栄養素である”葉酸”を摂取することがダウン症を防ぐのではないかという考えもあります。
体内の葉酸が不足すると、細胞分裂が正常に行われないので赤ちゃんの体に奇形をおこす先天異常の可能性が高まってしまいます。
ただ、葉酸は妊娠の計画を始めた時頃から摂取するのが良く、細胞分裂の始まる頃からだと遅すぎることがあります。これは妊娠を確認できるより前に起こることなので、なるべく早くから摂取しはじめましょう。
食事では1日の摂取推奨量は満たされないのでサプリメントなどを利用するのが良いでしょう。
葉酸サプリなどで補うなど、積極的な葉酸の摂取は厚生労働省も推奨していることで、母子手帳にも記載されるようになりました。
ダウン症のリスクを減らすかもしれない葉酸の摂取など、出来ることを行いましょう。